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X線CT装置は身体の内部構造を輪切りの画像として撮影する装置で、検出器が80列、64列、16列のマルチスライスCTを合計3台保有しています。断面を作り直して様々な向きから観察したり、3D画像処理による心臓の血管(冠動脈)や全身の血管などの3次元画像も作ることができ、精度の高い検査が可能となっています。
MRI(磁気共鳴画像)は強い磁石と電波を使って体内の状態を外部から検査する方法です。磁場を切り替えながら電波の当て方と受け方を変えることにより、様々なコントラストの画像が撮れ、また、いろいろな角度から体の断面が正確に写し出されますので、病気の診断にたいへん役に立ちます。撮影中は大きな音が出ます。
金属や貼り薬等が患者さんに重大な危険を及ぼすことがありますので、検査前に厳重なチェックを行います。
地場強度が3T(テスラ)1台と1.5T2台の装置を保有しており、検査内容に応じて適切な画像を提供しています。
女性の乳がんは急増してきており、視触診ではわからないほどの“しこり”や微細な石灰化もマンモグラフィ専用装置では写すことができます。マンモグラフィは乳房を圧迫して撮影しますので痛みを感じる場合があります。圧迫するのは、しこりや石灰化を識別しやすくし、被ばくを低減するためですのでご理解ください。
当施設は、特定非営利法人日本乳がん検診精度管理中央機構より施設認定を受けており、“検診マンモグラフィ撮影技術認定“を受けた女性技師が検査にあたりますので安心してお任せください。わからない事や不安な事があれば何でもおっしゃってください。
組織検査のためのマンモトーム生検も行っています。
リニアックによる外部照射
放射線治療は、手術・化学療法と並んでがん治療の3本柱のひとつです。そして、リニアックによる外部照射は放射線治療の中で最も多く行われている治療です。当院では通常照射の他、画像誘導放射線治療や定位放射線治療といった高精度の治療も行っています。