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内視鏡外科長 大西 啓祐
腹腔鏡という特殊なカメラと手術道具を使ってお腹を大きく切らないで行う手術法は、道具や技術の進歩により、近年は早期に見つかった胃癌や大腸がんなどにも応用されるようになってきています。大きく切らないといっても臓器を体外に取り出し、胃や腸を縫い合わせるために数センチの切開と手術道具を通す小さな穴はあけますが、通常の手術と比べて痛みも少なく翌日には歩けるようになる方もいます。順調に経過すれば10日程度で退院可能となります。また、3ヶ月くらいすると傷はほとんどわからなくなってしまう方もいます。