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内 容: | 医師による市民健康講座、平成16年度の第3回目は、“うつ病”についてのお話です。 |
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日 時: | 平成16年11月11日(木) 午後1時30分~3時30分 |
会 場: | 霞城公民館 2階 研修室1AB |
講 師: | 済生館 精神科長 沼倉 堅一 |
レポート: | 気分が落ち込む、やる気が出ない、なかなか物事を決められない、眠れないなどの症状は、うつ病に特徴的です。他にも、頭痛、疲れやすい、食欲がない、腰が痛い、胃がもたれる、便秘するなどいろいろと身体症状も出てきます。 うつ病にかかる人は、いまやWHO(世界保健機構)によれば、世界の約3%、日本ではなんと約360万人にものぼるとされています。要するにごく一般的な病気のひとつに数えられています。自分がうつ病かな?と思ったら、迷わず精神科や心療内科の受診を勧めます。なぜなら、現在のうつ病に対する治療の進歩は著しく、完治する場合が多く、また早期に治療を始めたほうがその割合も増加するという事実があります。 治療を受ける場合に注意する点は、まず ①なまけではなく、病気なのだと自覚する事 ②医師の指示通りに服薬し、生活する事 ③治療にはある程度の期間が必要で、目先の効果で判断しない事などがあります。特に、大切な事は、少し良くなったからといって、服薬をやめてしまう事です。ある程度改善し、時期がくれば必ず服薬を減らせるようになります。それまでは、医師を信用・信頼してください。 http://www.saiseikan.jp/outline/section/psychiatry.php |