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糖尿病ケアチーム(DCT)は、糖尿病内分泌内科外来、8階西(糖尿病専門病棟)の専門資格をもったスタッフを中心に構成された医療チームで、糖尿病を中心に、脂質異常症や肥満症、高尿酸血症などの生活習慣病の患者さんの個別的な状態に対応した診療、特に血管合併症の診断と治療やや療養指導を行っています。
<メンバー紹介>
リーダー:
地域糖尿病センター室長 医師 五十嵐雅彦
〔日本糖尿病学会専門医、指導医;日本動脈硬化学会専門医、指導医;
日本内科学会総合内科専門医、指導医;日本臨床検査医学会専門医、管理医〕
サブリーダー:
地域糖尿病センター副室長 看護師 石山由紀子
〔糖尿病看護認定看護師、日本糖尿病療養指導士〕
メンバー:
医師 鈴木 亨〔日本糖尿病学会専門医;日本動脈硬化学会専門医、指導医;日本肥満学会特例指導医〕
看護師 加藤佐紀子、金子栄子、平田絵里、水戸直美、渡辺綾子〔日本糖尿病療養指導士〕
管理栄養士 阿部睦子〔日本糖尿病療養指導士〕
薬剤師 佐東未咲〔日本糖尿病療養指導士〕
・入院/外来の糖尿病の患者さん・家族の方への糖尿病教室・学習支援・療養相談
・地域糖尿病センターでの糖尿病専門医診察・療養指導・眼科診察
・糖尿病腎症悪化を防止するための、『透析予防指導』
・糖尿病の足の病気を予防するための、『フットケア外来』
・外来でのインスリン注射導入・血糖自己測定
・CGM(持続血糖モニター)やCSII(持続インスリンポンプ療法)による診断と治療
・FMDやCAVI,頚動脈エコーなどにより血管合併症の診断と治療
・糖尿病専門病棟以外に入院中の患者さんやスタッフの相談対応
・脂質異常症や肥満症、高尿酸血症の患者さんへの専門医診察・療養指導。
特に、家族性高コレステロール血症の治療については日本動脈硬化学会の認証を得ています。
・病院職員への糖尿病研修会の開催
・チームカンファレンスの開催
地域糖尿病センター受診者:患者数 52名
フットケア外来:患者数 44名
糖尿病透析予防指導:患者数 91名
外来インスリン自己注射導入:25名
*教育入院の患者さんが、退院後の生活調整がうまくいくよう支援していきたいと考えています
*フットケア外来や透析予防指導を受診していただき、糖尿病合併症で苦しむ患者さんを少しでも減らしたいと考えています
*血管合併症の検査を実施し、動脈硬化性疾患の早期診断と早期治療をより向上させたいと思います
*インスリン基礎技術研修会を実施し、糖尿病治療の啓蒙を推進します
(原著) |
五十嵐雅彦、丹治康裕、野村隆:血糖コントロール不良の2型糖尿病患者に対する新規DPP-4阻害薬アナグリプチンの有効性に関する検討.Therapeutic research,35(10):909-916,2014. |
阿部睦子、石山由紀子、木戸直美、飯野佐知子、原田とき子、渡辺真理子、丹治康裕、野村隆、五十嵐雅彦:糖尿病患者に対する「糖尿病透析予防指導」の効果について、山形市立病院済生館医学雑誌、39(1):39-45,2014. |
石井康大、五十嵐雅彦、一迫幸、大石哲也、武藤智之、伊藤大樹、丹治康裕、野村隆:起立性低血圧を契機に診断された高齢発症中枢性尿崩症の1例。山形市立病院済生館医学雑誌、39(1):101-106,2014. |
堀江悠太、丹治康裕、野村隆、五十嵐雅彦:肥満と脂肪肝を合併した劇症1型糖尿病の1例。山形市立病院済生館医学雑誌、41(1):94-99,2015. |
菅原裕人、丹治康裕、野村隆、五十嵐雅彦:著名な脂肪肝と家族性複合型高脂血症を合併した緩徐進行1型糖尿病の1例。山形市立病院済生館医学雑誌、40(1):87-93,2015. |
平田絵里、石山由紀子、加藤佐起子、金子栄子、石沢佳、丹治康裕、野村隆、五十嵐雅彦:糖尿病患者での糖尿病治療薬への理解度と服薬の実際に関するアンケート調査.山形市立病院済生館医学雑誌、40(1):47-54,2015. |
五十嵐雅彦、石山由紀子、土田美樹、加藤佐紀子、會田志乃、鈴木亨、野村隆:糖尿病患者での簡易神経伝導検査装置DPNチェック®臨床的有用性。山形市立病院済生館医学雑誌、41(1):32-37,2016. |
穂坂真一郎、五十嵐雅彦、角田孝彦、早坂真喜雄、丹治康裕、野村隆:高LDH血症を契機に至った特発性副甲状腺機能低下症の1例.山形市立病院済生館医学雑誌、41(1):78-83,2016. |
(総説・著書など) |
五十嵐雅彦、丹治康裕、野村隆、山口宏:脂質検査と「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」の現状と課題~実地診療の立場から~.臨床病理,62:884-891,2014. |
丹治康裕、五十嵐雅彦:学会レポート第46回動脈硬化学会総会・学術集会「糖尿病患者における上腕血圧左右差を用いた無症候性疾患の予測」.Seasonal Post,6(3):6,2014. |
五十嵐雅彦、丹治康裕、五十嵐秀、佐藤清:山形県村山医療圏に根ざした連携の輪を糖尿病にも生かし、独創的なシステムを運用、Medical Network、1:12-15、2014. |
五十嵐雅彦、丹治康裕、野村隆:第1部 検査項目の選択と臨床検査の綜合評価. 代謝性疾患. Medical Practice編集委員会編、臨床検査ガイド 2015-2016、文光堂;東京、p38-50、2015. |
五十嵐雅彦:私の一冊 My Favorite Book 新薬スタチンの発見「これから研究を始める若者に是非読んで欲しい一冊」.日本医事新報、4738:75,2015. |
五十嵐雅彦:糖尿病ガイドライン2016年版「Standards of Medical Care in Diabetes-2016」のポイント.Medical Techonology, 44(8):816-817,2016. |
五十嵐雅彦、鈴木享:日常診療に欠かせない検体検査のポイントとコツ「8.糖代謝検査」.レジデント,9(4):44-51,2016. |
五十嵐雅彦:第1章検査値アプローチ.10.糖代謝検査.日本臨床検査医学学会ガイドライン作成委員会編「臨床検査ガイドライン JSLM 2015」,宇宙堂八木書店/臨床病理刊;東京,p54-61,2016. |
四方賢一、五十嵐雅彦、佐藤利明、関口直孝、林道夫、藤澤智巳:「先進医療」実践のための、さまざまな医療連携の形.糖尿病診療マスター,14(4):S1-S9, 2016. |
・日本内科学会総会 ・日本糖尿病学会年次学術集会 ・日本動脈硬化学会総会・学術集会 ・日本肥満学会 ・日本臨床検査医学学会学術集会 ・日本成人病(生活習慣病)学会学術集会 ・日本内科学会東北地方会 ・日本糖尿病学会東北地方会 ・日本糖尿病看護教育学会学術集会 など |